決して天然染色などと称して使ってほしくないものの一つです。
見るからに奇麗な色をしているからなのでしょう
そんなものが染もの材料として使えるかもしれない・・・と想像してしまうのはいたし方ないことか、いえいえ、そりゃ大変。
独創性豊か?な、根も葉も無い無謀な方法を「天然染色」と称して
教えている人にとうとう出会いました。
天然染色の地元の先生 なそうな
しかも十数年もやっているとのこと、
その自分を信じて止まない、あまりに堂々とした とんでもない手法の解説ぶりを何も云わず ただただ 聞き入ってしまいました。
生徒さんは、なんと天然染色センター開設のために尽力を注いだおばちゃんたち
大勢のおばちゃんたちを前に 先生に恥をかかせてしまっては、と、判断。
また、イタリア系NGOの援助も入っていて、染色道具購入資金と染色の先生がセット
となっているとのこと、
資金が断たれるのもそりゃ困るであろうが・・・
あの様な天然染色モドキが普及して、将来が台無しになってしまっては大変。
これは一手打つしかない!
今日はおいしいにんじんをたっぷり食べることにしよう。 画像は ビニール袋のリサイクル織物。
正直言って どうもあまり好きになれない ここのものづくりの一つ。