グアテマラの国家的プロジェクト、天然染色記念日・検討委員会における審議項目の一つ、今日という日はその天然染色記念日の候補とするべき日と、どうやらなったように思えます。
予定を50分ほど遅れて婦人グループ・コンソルシオの幹部60人(12とか15と言われる様々な婦人グループが協力し合って一つの大きな組織を運営しています)と、トーマス市長率いる市役所幹部6人が天然染色研修センター開設向けての前向きな協力会議が初めて行われて、その協調・協力関係が初めて公のものとなりました。じーん。
残念ながら、全てツトゥヒル語の会議故、詳細は解りかねます。でも、60人のおばちゃんたちの顔を見れば一目瞭然でした・・・そして、開口一番
「かば やったよ! もう心配いらないよ! 皆で晩ご飯食べよう!・・・」
それは、それは、満面の笑顔でした。
この国では頻繁に政治的旧体制と新体制の極端な軋轢が繰り返されています。
地方行政は更に覿面で、選挙によって体制が変わってしまった後 旧体制側は政治に関わる全ての資料を容赦なく消去してしまうのが常となっているのです。
具体的にいうと、パソコンデータなど全て消去します。
それゆえ恐らく、今回の出来事はグアテマラの中でも珍しいケースなんだと思います。
婦人グループ・コンソルシオは明らかに選挙に敗れた旧体制派。グアテマラ入国後にソレを知り、「テーマは一つ、互い協力し合おう」を合言葉に7ヶ月、足踏み状態が続いていました。
そして、今日。 内部環境がパーフェクトに整いました。
Ya Ya Ya
天然染色センター開設は直ぐそこです。きっと新年からは 続々と 総天然色ニュースを伝える事ができるに違いない。