人によって好みも様々別れてくるのは当然至極、
個人的には漂白剤でダメにしてしまった還暦シャツと呼んでいたあのシャツの色・・・。
マンゲイラ(大好きなリオのサンバコミュニティー)シンボルカラー風ピンク、
もっと赤っぽいピンク、エンジがかった赤は染められますが、アレじゃなければいけない!眩い赤、金赤(JIS慣用名)風がどうしても欲しくなって様々やってみたのです。
そして(フランク永井が懐かしい・・・)
宵闇せまれば 悩みは涯なし みだるる心に うつるは誰が影 君恋し 唇あせねど ・・・・
唇、それ!その口紅の赤、金赤・風が遂にできました。
★ここから下二段は、少しめんどうくさい話なので省略して戴いて結構です。
実は、グアテマラから一旦帰国する頃、カチオン化剤(塩化ジアルキルジメチルアンモニウム)と呼ばれる薬剤があることを教えられました。正の電気を持たない原子または原子団で構成されたモノに電気を持たせるための薬剤で、木綿、麻、レーヨンなど陽イオンを持たないセルロース系繊維を、魔法をかけたかの如く染めやすい性質に変えることができます。
でも、この件について私は知識不足の上、本当に弊害は無いのか?環境に悪くないのか?様々説明ができません。多くの人が使っているというだけでは理由にならず、印象としては原子力発電所の如き正体不明品、理解できるまでは当面は使用しない事にしたのです。本当はソレを使うとポンと眩い金赤ができるのですが・・・そこはぐっと我慢の子です。
★少しめんどうくさい話終了です。
画像の通りとなりました。
一回目染液では高僧の如き紫の衣を着た黄、洗うと紫がなくなって渋めの黄色が現れます。それが一回目媒洗剤に入れると眩い黄色になり、二回目染液でオレンジ色が現れます。それを洗うと少しくすんだオレンジになります。この時点で既に今まで見たことのない魅力的な天然色になっています。そして、三度、四度繰り返して嬉しい金赤が現れるのです。
赤色三姉妹を並べてみました。左から金赤風、赤ピンク、エンジがかった赤。画像二枚目の一回目媒染黄色と比べてみて下さい。明日は、ほんの少し赤みを強くしてみたいと思います。
面白いですね、今後気に入った形の白シャツがあれば還暦シャツに取り組めます。
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