8.15.2012

チュクムクだゾウ


チュクムク Chukumuk

自分の机を離れたことの無い地理学者や民俗学者たちに訪ねて頂きたい場所。
そして、天然染色研修センターができる場所。

サンティアゴ・アティトラン市から東北方向へ3km。

故フランス人作家サン=テグジュペリ(1930年にグアテマラに滞留した事実がある)が書いた挿絵「ゾウを飲み込んだボア(蛇)」と形状がシンクロすることから、その因果関係がとかく噂される、そんな不思議シルエットの丘、セロ・デ・オーロの手前に位置する居住区の名前がチュクムックです。
情報提供者:宮本さんのブログ http://karangkurung-blog.cocolog-nifty.com/blog/

 

可愛らしい響きですね! 

その歴史は比較的浅く・・・

・・・200510月上旬に発生したハリケーン・スタンは中米を直撃、様々な地域に多大な被害をもたらし、とりわけ、サティアゴ・アティトラン市の居住区Panabaj(パナバッ)は深刻で、スペイン・アンダルシアの政府機関が中心となった資金・人的援助によって作られた新しい町がチュクムクと呼ばれ、約5000人の人々が生活を営み、今なお町作り進行中・・・となっております。

そんなチュクムクを舞台にして、

天然染色作業排水処理に関するアドバイスを専門家・宮本さん(前述情報提供者)の実際の天然染色作業排水における試験分析及び処理設備の具体案を基にしながら、グ国専門家それぞれとスペイン・アンダルシア援助機関とその調整員、ツトゥヒル族12織物婦人グループの代表者達、市役所職員、天然染色研究家の児嶋先生との間で綿密かつ有意義な打ち合わせがこの度行なわれました。

この度の出来事はチュクムクの歴史を飾る記念すべき素敵な第一歩。

可愛い サン=テグジュペリの挿絵と共にここに記録しておきます。
さて、
この投稿を読んでしまったであろう
自分の机を離れたことの無い地理学者や民俗学者さんたち、そして様々な援助、支援を実践していると自負する人たち・・・」
今にもこの地を自家用機で訪ねてたいと想いませんか?

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