落雷轟くサンティアゴ・・・土砂降りです。
晴天続く首都の師匠から御叱りとブログ記述内容に対するコメントを頂戴しました。
大切なことなのでココに記しておきましょう
一つ、コーヒーで染めるのは趣味レベル。原料調達が困難かつ染まりが悪いこと。
一つ、2年前に作成した天然染色ガイドブックで紹介したコチニール染の染料分量(マル秘)よりも少ない分量でも十分な染色ができることと、多すぎても濃色に染まることは無いということ。
一つ、Palo SantoとPalo de la vidaは同一ではなく、学名から調べていくと★サルトリイバラの一種の根っこではないかと考えられること。(グ国市場販売品のルーツは目視未確認)
★中国や日本に分布し、「山帰来」という不思議な俗称を持ち、様々な中国図書の紹介によると解毒、腎臓、胃腸炎、消化不良、梅毒、淋病などに効くとされている。なるほどこの辺の人たちも、昔からお腹が痛い時など煎じて飲んでいるそうな。
ありがとうございました。
染料のコーヒーについては知り合いからタダ同然で入手できるので、色合い(例のピンク)の人気と堅牢度などを確認して、計りにかけながら今後の課題としたいと思います。(勿論、需要があればいつでも染めることができます。)
さて、皆さま、
天然染色は淡い色・・・?と、決めてかかっている方のためにはっきり申し上げておきます。
赤、青、黄色、緑、黒。天然染色でも濃い色をしっかりと染める事ができます。そして、淡い色ほど堅牢度が低いと云う事実をご理解願います。
堅牢度の強い鮮やかな濃色を使ったグアテマラの天然染織工芸品を創造する事が、様々な観点からも理想的である・・・と、再び師匠から教えを賜った一日となったわけです。
とはいえ、
何でも様々自分でやってみようと誓った身ゆえ、今後も、不適切,この辺で行われる摩訶不思議と思われる内容が検証と称して登場する事になるかと思われます。言葉を変えて言いますれば、適切方法を視覚確認しながら、この場に記録し公表していこうという試みです。
平にご御容赦頂くと共に、変わらぬご指導よろしくお願い致します。
画像は 綺麗な茶色が作れる原料 Palo de la vidaでした。
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